四季と共に生き、四季と共に味わう。
北国の一年の記録。

北海道を舞台に、四人の料理人と北国の四季が織りなす食の物語を追ったフードドキュメンタリー。

札幌のフレンチ「ラ・サンテ」高橋毅シェフは、生産者との信頼関係をもとに、土耕で育てられたホワイトアスパラガスや羊農家が手塩にかけて育てた希少のミルクラムを一皿へと昇華させる。栗山町の日本料理店「味道広路」では、酒井夫妻が郷土の知恵と温もりを受け継ぎ、日本のもてなしの心を次世代へと伝えている。札幌の郊外にある循環型レストラン「アグリスケープ」では、自ら農園を営む吉田夏織シェフが畑と厨房を往復し、自然と調和する料理を四季折々に生み出す。そして札幌・すすきの「まる鮨」では、川崎純之亮大将が旬の海の幸と温かな会話で、人と人が笑顔で語り合う空間をつくり出す。

 

本作は、料理人と生産者、土地と季節が交錯する日々を淡々と切り取り、一皿の料理に込められた時間と想いを映し出す。華やかさの裏にある労働と葛藤、そして北海道の自然と共に生きる歓び。

北国の四季と人間が紡ぐ食の景色が、スクリーンに広がる。

TRAILER

Theaters

都道府県

劇場名

公開日

東京

ヒューマントラストシネマ有楽町

上映終了

東京

シネ・リーブル池袋

上映終了

大阪

テアトル梅田

上映終了

京都

アップリンク京都

上映終了

静岡

金星シネマ

1/21 ~ 2/1

名古屋

シスコスコーレ

1/30 ~ 2/5

鹿児島

ガーデンズシネマ

1/23 ~ 29

Comments

命とは大切な命によって守られている。
誰もが自然に「ありがとう」と頭を下げているはず。
人は全て自然から学ぶと言われるが、
シェフたちの生き様が、誰かの幸せのため、命を削りながら尽くそうとする姿に皆感謝という言葉を自然に心中に大きく広げている。
生きる事は簡単ではないと誰もが感じる時代だが、そんな我々の心にこの「北の食景」が感謝で心が満ちる風を吹かせてくれる。
有難うございます!


北海道日本ハムファイターズ チーフ・ベースボール・オフィサー
栗山英樹

穏やかに流れる時間、この映画を見て、
北海道の食と自然、日常の美しさに、
自分が忘れかけていた思いと気持ちが呼び覚まされました。


Restaurant HOMMAGE シェフ
荒井昇

自然がすべて教えてくれるー
ー人の手の尊さが、鳥の声や風の音と響き合う。
北の大地の四季は、生産者と料理人の日々の営みに寄り添い、その豊かさを皿の上に映し出す。
春の芽吹きも、夏の光も、秋の実りも、冬の静けさも、やがて「ごちそうさま」という言葉で結ばれてゆく。


レストランジャーナリスト
星野うずら

4人の料理人が北海道の自然を敬い、食材に向き合う。
時に困難を抱えながら、映し出される大地も光も、人も料理も皆美しい。
大画面で、雄大で温かな食の営みに没頭したい。


「料理王国」編集長
柴田泉

とても、広大な自然の四季を舞台に
自然と共に歩んでらっしゃられるレストランの映像は人間がいかに
自然を敬い、憧れ、紡いで、楽しめるのか、、
そんな無言の言葉を感じました。


料理家
冷水希三子

食文化を愛するサン・セバスティアン市民に共感させた
地域食材に拘る料理人の生き方。
都会で忘れがち自給率の重要性を考えさせる作品。
単なるドキュメンタリーではありません。


サン・セバスティアン国際映画祭駐日代表
ダニエル・アギラル

時間は一本の線ではなく、重なり合い、層となって世界を編む。
日本の四季の輪郭がぼんやりと溶ける今、
その重なりのかけがえのなさはより一層、静かに光を放つ。
ひと皿に宿る尊い命のいとなみ。
北の地に息づく、人と自然の呼吸とが交じり合うひととき。
忘れたくない。動物も植物も、わたしたちも、
重なりのなかの”命”であることを。


俳優/モデル/ラジオナビゲーター 
中田絢千

The Chefs

team_image
La Santé
髙橋 毅

奥さんのマダム(髙橋みゆきさん)と共にフレンチのお店を営む。 フランス・ボルドー地方等で修業を重ねた。
5〜6月頃のホワイトアスパラとミルクラムの時季は、全国からお客様が訪れる。

team_image
AGRISCAPE
吉田 夏織

同志社大学文学部英文学科卒業後、米国へ留学し、
授業の一環で飲食業で研修。東京と札幌のレストランで経験を積み、
農業研修を経てアグリスケープの料理長兼農場長になる。

team_image
まる鮨
川崎 純之亮

寿司職人の父の背中を見て育ち、高校卒業時、札幌の調理師専門学校に入学。卒業後は東京・小笹寿しにて修業し、腕を磨く。
父 がハワイに店を開店する事となり、2016年にまる鮨を引き継ぐ。

team_image
味道広路
酒井 弘志

栗山町生まれ。大阪辻調理専門学校に入学後、滋賀県の「招福樓」本店で修業をスタートさせ、「招福樓」東京店で料理長を務めた後、故郷の栗山町に日本料理店を開く。

Director’s Statement


北海道の食。それは、私にとって途方もなく大きなテーマでした。
私は大学を卒業する22歳まで北海道で過ごし、その後、上京して10年以上、東京で映像の仕事をしてきました。
そして、再び生まれ育った北海道に戻り、映画やドキュメンタリーを撮るようになりました。
東京での私は忙しさを言い訳にして、食に十分な時間をかけられませんでした。
しかし、そんな私が北海道の食をテーマに映画を撮りたいと思ったのは、
季節の移ろいを五感で感じることができる食を通じて、自分の原風景を描きたいと思ったからです。
東京での目まぐるしい日常の中で忘れかけていた、太陽が昇り沈むまでの空の色の変化の美しさや、時の流れの尊さ。
生命の営みと北の大地に流れる時間をフィルムに焼き付け、私の心の奥底に息づく北海道の空気を感じさせる作品にしたいと考えました。
それが、私なりの「北海道の食の映画」になるのではないかと思います。

監督
上杉哲也

1983 年札幌生まれ。CM、映画の映像作品を中心にグラフィックのアートディレクションなど多岐にわたる領域で活動する映像ディレクター。 2010年、アイヌ語で「私」という意味を持つフィルムスタジオ KUANI を設立。 その名の通り、ごくパーソナルな事柄に着目し、ドキュメンタリーのような手法で映像制作を手掛ける。近年は広告映像の他に、原点でもある札幌を舞台とした長編映画やドキュメンタリーのプロジェクトを進めている。短編映画「となりの井戸」が北欧国際映画祭Best international Shortを受賞。

GALLERY